「みんなの裁判」について

みんなの裁判とは

「これは人権侵害では?」 「この会社のシステムは何かおかしい。」 「さすがにこの一票の格差は違憲だろう。」など、
まだまだ日本の社会には「おかしなこと、システム、きまり」がたくさんあります。
その事実を裁判という形で、明らかにし、是正していきたい。
そして、当事者だけが頑張るのではなく、同じような境遇の人たちや、「それは確かにおかしい。」と同意していただける有志の皆さんで支援していこうというサービスです。

人権侵害に関する裁判では、志のある弁護士の皆さんが手弁当で支援している現実があります。
しかし、それでは限界がありますね?
そこで、みんなでその弁護士の皆さんを支援していこうではありませんか。

また、このサービスを通じて行う支援とは、金銭面だけではありません。
何よりも、そういった人権侵害を受けている人たちへ「関心」を持つこと、持ち続けることが最大の支援です。

日本人は、良い意味でも悪い意味でも「熱しやすく、冷めやすい」傾向があります。
ですから、1人1000円からという少額の支援をし、その裁判に一緒に参加することで、関心を持ち続けてもらいたいのです。

クラウドファンディングとは

  • クラウドファンディング(crowd funding)とは、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語である。ソーシャルファンディングとも呼ばれる。 (Wikipedia)

通常のクラウドファンディングでは「購入型」という支援の代わりに、何かプレゼントをもらうことが多いです。
しかし、当サービスでは、その性質上、「プレゼント」はありません。

その代わりに、当該弁護士による裁判の状況などの情報が提供されます。
※ただし、裁判ですので、すべての情報が提供されるわけではありません。

また、弁護士により、支援者とのコミュニティーの場を提供される場合もあります。

プロジェクトの種類について

「プロジェクト」とは、「人権侵害だと判断できる行為に対して行う裁判・調停」のことです。
※「人権侵害」とは、特定の者の人権を違法に侵害する行為をいいます。
※それは、公権力等によるものも、私人間によるものも両方含みます。

具体的には

  • 「暴行・虐待事案」
  • 「プライバシー関係事案」
  • 「学校におけるいじめ関係事案」
  • 「セクシュアル・ハラスメント事案」
  • 「差別待遇等に関する事案」
  • 「社会福祉施設関係事案」
  • 「住居生活の安全関係事案」
  • 「一票の格差問題」
  • 「男女不平等問題」
  • 「北朝鮮拉致問題」

などの支援も含みます。

また、将来的には、国境を越えた支援もしていきたいと思っております。

「みんなの裁判」の特徴

  • 少額からプロジェクトへの資金提供が可能共感したプロジェクトに対し、1000円から資金援助をすることができます。
  • 毎月一定額を継続的に支援することが可能人権問題を解決して行くには、長期的、継続的な支援が必要です。
    月々1000円から支援が可能です。
  • プロジェクトは必ず弁護士を通して提案されます。一般の方からのプロジェクトへのアドバイス、救済を求めるメールなどは随時受け付けますが、
    最終的なプロジェクトのご提案は弁護士からなされます。
  • 支援者に対する「プレゼント」に関してこのようなサービスでは、一般的に「プレゼント」というものがありますが、
    「みんなの裁判」では、その性質上、「プレゼント」はございません。代わりに、
    裁判等に支障がない範囲で、その情報をご提供致します。
  • 個人だけではなく、法人も利用可能
  • 必ずしも裁判を起こすわけではありません。「みんなの裁判」は、裁判を起こすことが目的ではありません。
    人権侵害行為をなくすことが目的です。
    ですから、裁判を起こす前に、当事者間に入って、事前に話し合い等で解決することもあります。
    (その場合も、もちろん弁護士を通して行われます。)
  • 企業等への人権問題に関する仲裁も行います。この場合は、「プロジェクト」にはなり得ませんが、人権問題に詳しい弁護士をご紹介致します。
  • 「All or Nothing」型ではありません。「ダイレクト」型と言うことが多いようですが、設定したサポーター募集期間内に集まった支援は、
    目標額の達成、未達成に関わらず成立し、プロジェクトオーナー(弁護士)に支払われます。
    裁判等に支障がない範囲で、その情報をご提供致します。

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